支部表彰「優秀発表賞」
支部大会において特に農芸化学の発展に寄与すると認められた一般講演に対し、2017年度より優秀発表賞を授与しています。対象は、口頭・ポスターの講演形態に関わらず、講演者(登壇者)が当支部区域を活動拠点とする大学院生または学部生であって、当会員資格を有するものに限ります。選考の方法は、講演の内容に基づき選考委員の審査により行われ、その中で評価の高い若干数を表彰します。なお、授与される賞状は全ての支部を通じて共通の様式が用いられ、支部長の推薦に従って学会長が授与者となります。
2025年度優秀発表賞
2025年8月29日(金)に開催された2025年度関東支部大会において、優秀発表賞を以下の18名に決定しました。
優秀発表賞(口頭発表部門)(2件)
小嶋 大喜(東洋大院・生命, 東洋大・BRRP)
グアニジニウムエクスポーター Gdx による大腸菌の新規 Cs+ 排出機構の発見
髙田 愛麻(明大・農・農化)
海牛類のマナティとジュゴンにおけるうま味・甘味受容体 T1R の機能解析
優秀発表賞(ポスター発表部門)(16件)
林 花音(東農大院・生命)
Marinoquinolone A の全合成研究
幸村 一慶(東農大・生命)
Dihydromintlactoneの合成研究
星野 絢瀬(筑波大院・人間総合・T-LSI)
核内受容体リガンドの化学プローブ分子の合成と抗炎症活性発現機構の解析
寺田 晴哉(東農大院・応生科・農化)
脂質代謝を制御するSREBPの活性を抑制する化合物の作用機構の解明と構造活性相関解析
加藤 秀樹(東理大院・創域理工)
過酸化水素駆動型に改変したP450酸化酵素CYP107J1の基質特異性の解析
佐々木 舞(明治大・農化)
壺造り黒酢の醸造過程における乳酸菌のD-アミノ酸生成に関与するラセマーゼの特性解析
須永 大輔(前工大院・生物工学)
農産物の廃棄・未利用部位を原料として加えた酢の製造とその利用
菅谷 侑香(早大・人科院)
オートファジー活性化作用を有するポリアミンの探索とそのメカニズム解析
岩﨑 なつみ(早大院・人科)
オートファジー活性化作用を有する乳酸菌の腸バリア機能の評価
小野寺 唯(明大・農)
ハマウツボ科根寄生植物が生産するフェニルエタノイド配糖体の生合成に関する研究
武石 勢也(東京理科大院・創域理工)
植物内生細菌Delftia sp. BR1R-2株が植物免疫を亢進する機構の解析
出島 晴翔(明治大・農)
大腸菌におけるナトリウムイオン応答転写因子NhaRの新規ゲノム転写制御ネットワークおよびその生理的意義の解析
吉村 涼矢(東大院・農生科・応生工)
大気中窒素から生産されるL-グルタミン酸の排出に関わる輸送体の探索
岩渕 真也(筑波大・生命環境)
細菌L-glucose代謝の初発酵素L-glucose dehydrogenaseに関する解析
大舘 和真(東農大院・生命・バイオ)
モデル藍藻Synechococcus elongatus PCC 7942におけるマーカーレス変異体作製法の構築
根上 颯太(北里大・感染制御)
薬剤感受性分裂酵母を利用した生物活性物質のスクリーニングに関する研究
過去の優秀発表賞の受賞者