2013年度支部大会は、11月22日(金)に慶應義塾大学日吉キャンパス内の藤原洋記念ホールにて開催されました。晴天の中、184名(一般51名、学生133名)の参加者を迎えることができました。

 まず、10時より支部長の須貝先生から開式の辞があり、10時10分から12時までポスター発表が行われました。ポスターの発表件数は46件(うち若手優秀発表賞のエントリーは19件)であり、活発な質疑討論が行われました。

 昼食を挟んで、13時から口頭発表9件(うち若手優秀発表賞のエントリーは6件)が行われました。
 コーヒーブレーク後、平成25年度農芸化学奨励賞を受賞された山本兼由氏(「大腸菌環境応答ネットワークに関する包括的研究」法政大学生命科学科)と、平成25年度農芸化学技術賞を受賞された小田巻俊孝氏(「高菌数、高生残性ビフィズス菌入りヨーグルト製造技術の開発」森永乳業食品基盤研究所)による受賞記念講演を行いました。両先生には、受賞対象となった研究内容について分かりやすくご紹介いただきました。そして、須貝支部長から閉会の辞があり、支部大会は終了しました。

 大会終了後には、日吉キャンパス内の生協食堂で懇親会を行いました。参加者は約70名でした。そして、支部大会に引き続き講演者と参加者との間で活発な議論と情報交換が行われました。有意義かつなごやかな懇親の時間を持つことができました。またこの中で、須貝支部長より若手優秀発表賞の発表と表彰が行われました。

 交通の便も良かったためか、予想を上回る多くの方にご参加頂き、盛況のうちに終了することができました。

(報告者:宮本憲二)

若手優秀発表賞受賞者

【ポスター発表の部】(3名)
浦尾翔太(東農大・応生)
  Ganomycin I及びfornicin Aの合成研究と生物活性
水野裕太(東京大・生物生産工学研究セ、協和発酵バイオ)
  Corynebacterium glutamicumのグルタミン酸生産誘導時における短鎖アシル化修飾の網羅的解析
望月ちひろ(山梨大院医工・生命工)
  天然アミノ酸の光学活性を利用したキラル金ナノロッド超構造

【口頭発表の部】(1名)
吉田昭介(慶大・理工)
  Ideonella sp. No. 201-F6株が生産する新規ポリエチレンテレフタレート分解酵素群の同定

記念写真

須貝威支部長、宮本憲二幹事(支部大会責任者)とともに

受賞者の講演要旨

講演要旨はこちら

案内ちらしのPDFファイル

taikai2013