支部大会において特に農芸化学の発展に寄与すると認められた一般講演に対し、2017年度より優秀発表賞を授与しています。対象は、口頭・ポスターの講演形態に関わらず、講演者(登壇者)が当支部区域を活動拠点とする大学院生または学部生であって、当会員資格を有するものに限ります。選考の方法は、講演の内容に基づき選考委員の審査により行われ、その中で評価の高い若干数を表彰します。なお、授与される賞状は全ての支部を通じて共通の様式が用いられ、支部長の推薦に従って学会長が授与者となります。

2024年度優秀発表賞

2024年8月30日(金)に開催された2024年度関東支部大会において、優秀発表賞を以下の14名に決定しました。

優秀発表賞(口頭発表部門)(3件)
高橋 尚子(東京農大・応生科・食品安全健康)
ブラックジンジャー抽出物によるアドレナリン感受性増強を介したベージュ脂肪細胞の活性化

関野 結花(東理大院・創域理工)
チロシナーゼ阻害活性を示す皮膚常在細菌由来化合物の探索

三浦 健人(東大院・農生科・応生化)
(+)-costalおよびβ-selineneの立体化学と殺ダニ活性に関する研究

優秀発表賞(ポスター発表部門)(11件)
大山 ももこ(群馬大院・医)
ヒト腸内細菌Segatella copriの大麦β-グルカン代謝遺伝子群の同定

佐藤 綾香(筑波大・院・フロンティア医科学)
ゼブラフィッシュ評価系を用いた乳酸菌H61株の間接的抗酸化成分の探索

酒造 ひなた(筑波大・MiCS)
マイクロ流体デバイスで示す外部環境に応じた糸状菌の伸長方向制御

出島 晴翔(明治大・農)
ナトリウムイオン応答転写因子NhaRの新規ゲノム転写制御ネットワークおよびその生理的意義の解析

大塚 陽菜(東農大院・生命)
Trichoasperellin類の合成研究

戸澤 悠太(筑波大院・理工情報生命)
能登産ホンダワラ属褐藻由来化合物のAβ42およびhIAPP凝集阻害活性

久原 麻那(早大・人科院)
ワサビ6-MSITCによるオートファジー活性化機構と細胞保護作用の解明

加藤 優佑(明大院・農)
トマトにおけるリン欠乏時の地上部ストリゴラクトンの生産応答

影山 友史(東大院・農生科・応生化)
ジャスモン酸応答を活性化させる殺菌剤の探索

明石 美鈴(東京理科大院・創域理工)
ポリフェノールからの過酸化水素生産に有効な光触媒の検討

本間 温大(茨大院・農)
緑色蛍光タンパク質型マルトースバイオセンサーMalefficentの開発

 
過去の優秀発表賞の受賞者

2023年度優秀発表賞

2022年度優秀発表賞

2021年度優秀発表賞

2020年度優秀発表賞

2019年度優秀発表賞

2018年度優秀発表賞

2017年度優秀発表賞

2016年度以前の受賞者